きれいな音色とは?

2015年9月から始めたピアノ初心者(♂)です。大人がゼロからピアノを始めた記録です。レッスンに通っています。
2019/03/05(火)
タッチとかいろいろな要素があると思うのですが、まずは「音量」で考えてみたいと思います。


むかしむかし、パソコンがまだ出始めの昭和の頃、プログラムリストが掲載された雑誌が発売されておりました。
雑誌を買ってきて、家でその長い長~いリストを何時間もかけて入力すると、ゲームが遊べたりするというものです。
たいていはゲームが多かったですが、たまに音楽もありました。

私もプログラミングして遊んでいたので雑誌に投稿をしており、ゲームはよく採用されて掲載され、印税がお小遣いになっていました。
ちなみに1本の採用で最低9千円以上です。2本掲載で1万8千円、3本同時掲載で2万7千円ですから、高校生にはかなりの金額です。印税は、出版社から郵便小為替か現金書留で届きます。

ゲーム創りは得意でしたが、音楽やCGはあまり採用されませんでした… センスがなかったのですね。
( ´Д`)


もちろん、他人が作ったリストを入力して聴いてみるのですが、多数採用されている人の創り方に特徴を見つけました。
上手な人のプログラムは音色がきれいに聞こえるのです!!
音源はPSG 3音の制約で音色は固定なので、そんなはずはないのですが…
たしかに私の創った演奏プログラムは、上手な人のと比べるとなんだか「うるさい」、「やぼったい」のです。

答えはプログラムリストにすべて書いてあるのですが、秘密は声部ごとの音量のバランスにありました。

メロディ2声+ベース、又はメロディ+内声+ベースの場合、
メロディ1>メロディ2>>>ベースメロディ>内声>>>ベース ぐらいで作られています。
数値でいうと、13、12~11、9~8とかでしょうか(変化は比例ではない)


音量の設定域にも問題はあり、最高音量に近づくほど区切りが「荒く」なるので、そこより少し下げたあたりがちょうどいいとも分かりました。

音量バランスだけで、固定のはずの音色まで違って聞こえるということに驚いた出来事なのでした。
そんな「ひみつ」に気が付いてしまった十代ですが、社会人になってからは忙しいのでただ聴くだけの生活が続くのでした。

そして、ウン十年経ち…
3年半前にピアノを始めた当初から、音量バランスの重要性について考えていましたし、今でも常に悩むところです。



ブルグミュラー25を例にとって、音量バランスの探索で、驚くほど音色や表現が変わる話をされています。
ピアノの楽しさの半分以上は、そこの追求作業にあるのだとも??
http://www.terra.dti.ne.jp/~emikosan/onsyoku2.html


ピアノの上手・下手を決める決定的要素は、90%が音量配分であるとまで言われている先生がいます。
http://www.muratapiano.com/cantabile/tone3.html


たしかに、音がきれいと感じるピアニストの演奏は、重要な音がよく聞こえつつ、小さくバックで鳴っている声部がある、立体的な音楽であるように思います。

上手な演奏の「ひみつ」を知ると、少しでも近づくための努力の方向性が見えてきて(できるかどうかは別ですが)、難しいと思いつつも楽しくなりますね。

この記事へのコメント
けもネコさん、はじめまして、こんばんは。

大変参考になるお話です。
音質が変わらない筈の音の音量を変化させただけで綺麗に聞こえたのですね。

「音量配分」を考えるのは、演奏前の一番の楽しみでもありますね。ああでもないこうでもないと、何度も考え直しますが、こうしようというイメージが決まると嬉しいです。

けもネコさんの演奏動画を聞かせていただきましたが、それが良く分かります。思わず、おお、綺麗…と声をあげてしまいました。

2019/03/05(火) 19:04 | URL | tutti ゆきひで #wgZnRubI[ 編集]
けもネコさん、こんにちは
かつです。

音量や音量のバランスは本当に難しいですね(絶賛苦戦中)
・右手より左手を抑える
・一拍目は強く
・ソプラノ>バス>アルト&テノール
先日は、弱音を意識しすぎて「音に芯がない」と言われる始末ですよ
(´;ω;`)ウゥゥ
まずは音量が大きくなったり、小さくなったと不安定にならないよう弾けることを心掛けています。
※音量が平坦なのはこのせいなのか…?

すてきなサイトのご紹介ありがとうございました。
2019/03/06(水) 11:47 | URL | #-[ 編集]
ゆきひでさん、はじめまして
ブログはちょくちょく読ませていただいております(^^

> 大変参考になるお話です。
> 音質が変わらない筈の音の音量を変化させただけで綺麗に聞こえたのですね。

そうなのですよねー
PCでやると簡単にいろんな状況が再現できるのですが、理論や目安がなくてやると偶然に頼る方法になってしまうのが難点ですね。

> 「音量配分」を考えるのは、演奏前の一番の楽しみでもありますね。ああでもないこうでもないと、何度も考え直しますが、こうしようというイメージが決まると嬉しいです。

これは曲がまぁまぁ弾けるようになって、レッスンに持っていってからもずっとつきまとうのですよ。
むしろそこからが長いです。
いくつかのアドバイスを元に、言われてない所も含めて次週までに全体を再構築し… の繰り返しですw

> けもネコさんの演奏動画を聞かせていただきましたが、それが良く分かります。思わず、おお、綺麗…と声をあげてしまいました。

あぁぁぁ!過去動画を聞かれるのは恥ずかしいです。いま聴くと改善点がたくさんありますから…
未収録の曲もたくさんあるので、いつか録音しないと… とは思っています。(できればグランドで)

2019/03/06(水) 13:25 | URL | けもネコ #mQop/nM.[ 編集]
かつさん、こんにちは!

> 先日は、弱音を意識しすぎて「音に芯がない」と言われる始末ですよ
> (´;ω;`)ウゥゥ

私なんか、しょっちゅうですよw
「抜きすぎ」とか「指先を柔らかくしすぎ」と言われます( ´Д`)
中村紘子先生のような芯のある音を出さないと… と思う次第です。

使える音量の幅を広げるにはどうしたらいいのでしょうね?
やはり指の独立なのですかね。

2019/03/06(水) 13:33 | URL | けもネコ #mQop/nM.[ 編集]
音量バランスが音色がきれいに聞こえるかどうかにまでかかわっていたとは
びっくりです。

よく先生に
「ソプラノ出して~」「左手出過ぎ~」
「内声出過ぎ~」「裏拍出過ぎ~」
と言われている私の演奏は、音量だけじゃなくて音色もガチャガチャってことなんですね~。(´д`;)

反省!orz
2019/03/08(金) 20:52 | URL | やぢま #yoUxGug6[ 編集]
> 音量バランスが音色がきれいに聞こえるかどうかにまでかかわっていたとは
> びっくりです。

そうなんですね~
音楽家の方が強調されるので、間違いないでしょうね。
おそらく、多くのアマチュアのピアノ弾きはそこまで思い至っていない可能性があるので、ここを追求するだけで相当上手に聞こえるようになりそうですね。


> よく先生に
> 「ソプラノ出して~」「左手出過ぎ~」
> 「内声出過ぎ~」「裏拍出過ぎ~」
> と言われている私の演奏は、音量だけじゃなくて音色もガチャガチャってことなんですね~。(´д`;)

やぢまさんもレッスンで指摘をうけるのですか。
私も、上の音を出してとか、旋律が出ていないと言われます(同じ意味ですかね)
常に細かく気を使ってリアルタイムに聞いていないと、おそろかになるんだろうなーと思いました。

演奏中は、集中して音を創らねば…!

2019/03/09(土) 21:29 | URL | けもネコ #mQop/nM.[ 編集]
音量のバランスが音色にも影響していたのですね〜。目から鱗です。確かにそう考えるといろいろ腑に落ちることも。
気をつけているつもりでも、なんだかがちゃがちゃうるさくてきたないな、と感じたりするのは、このせいか…^^;

でも、この音量コントロールが私には本当に本当に難しいです。
やっぱりある程度、自分の指をコントロールできるようしないと…(それがいわゆる練習というやつですね^^;)
2019/03/10(日) 07:01 | URL | ジル #-[ 編集]
当時の雑誌のプログラムリストって、マシン語とかBASICのソースがズラーっと書かれたやつですよね?
ちょっと入力間違えると画像がズレたり真っ赤になったりフリーズしたりして、よく涙目になってました。笑

ゲームのオーディションありましたね。
琉球とか、アーケード化したのもあったり、レベル高かったなあ。
あれで稼いでたって凄いわ( ;´Д`)
尊敬します。

そっかぁ、レイヤー毎の音量を念頭に置くんてすね。
めっちゃ良い事聞きました。笑
2019/03/10(日) 15:12 | URL | モル作 #-[ 編集]
> 音量のバランスが音色にも影響していたのですね〜。目から鱗です。確かにそう考えるといろいろ腑に落ちることも。
> 気をつけているつもりでも、なんだかがちゃがちゃうるさくてきたないな、と感じたりするのは、このせいか…^^;

すべての音を出してしまうと、うるさくなりますよね。
出す音、引っ込める音が重要なのですね~


> でも、この音量コントロールが私には本当に本当に難しいです。
> やっぱりある程度、自分の指をコントロールできるようしないと…(それがいわゆる練習というやつですね^^;)

これは非常に難しいですよね(^^;
まさに、指の独立が必要な弾き方ですし。
記事でブルグミュラー25を例にしていても、そのレベルの曲を弾いている人には、まだできないように思います。
音大の先生によると、その技術は何年もかけないと習得は難しいとか、アマチュアで習得できている人は少数だとも。
とはいえ、目指さないと永久にできないですから、少しずつ…
2019/03/10(日) 19:15 | URL | けもネコ #mQop/nM.[ 編集]
> 当時の雑誌のプログラムリストって、マシン語とかBASICのソースがズラーっと書かれたやつですよね?
> ちょっと入力間違えると画像がズレたり真っ赤になったりフリーズしたりして、よく涙目になってました。笑

マシン語のソースとか16進数の羅列で、いわゆるダンプリストですよね。
気が遠くなるような入力作業をしていましたっけ(^^;
チェックサムが付いていても完璧ではないですし…


> ゲームのオーディションありましたね。
> 琉球とか、アーケード化したのもあったり、レベル高かったなあ。
> あれで稼いでたって凄いわ( ;´Д`)

私はアーケードの影響をすごく受けていたので、動きとか音に凝っていました。
マシン語(アセンブラ)を習得してからは、やりたい放題でw
音楽では独自にドライバーを開発して、人に出せない音色とか作っていましたよ。


> そっかぁ、レイヤー毎の音量を念頭に置くんてすね。
> めっちゃ良い事聞きました。笑

レイヤーというと、まさに多声の概念ですよね。
PCに演奏させると音量バランスは簡単にテストできますが、手でやるのは高度ですよね(^^;

2019/03/10(日) 19:27 | URL | けもネコ #mQop/nM.[ 編集]
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