ピアノ奏法

2015年9月から始めたピアノ初心者(♂)です。大人がゼロからピアノを始めた記録です。レッスンに通っています。
2019/12/03(火)
ピアノを始めてすぐに、キャサリン・ロリンの楽譜に出会いました。
この2つの楽譜はほぼフルにペダルを使うので、響きを楽しめますし、踏み代えの技術も磨けます。
指ではつなげられないフレーズも、ペダルで保持したまま瞬間移動すればいいとか、
バスの変化で踏み代えるとか、基本が身に付けられる内容ですよね(^^




その後、ペダル指示のない曲にペダルを付けようとする時に、役に立ったと思います。


しかしその調子でやってきても、難しい曲・カッコいい曲になってくると、うまくいかなくなってきました。
曲調や音響的に、ペダルを必要としているんだけど、アコピではうるさくなったり、猛烈に濁ったり…
今までの知識が通用しなくなってきます。
当然、レッスンでは先生から直されますよ (#´Д`#)



どうやらクラシックでも、曲が進むと同じジレンマに陥るそうなのですね。

ピアノのペダルが濁る きれいに踏む方法 から
https://ishigouoka.net/2018/07/5573.html

> ずっと弾きたかった、ショパンの幻想即興曲。
> でも、ペダルを踏むと、どうも音が濁ってしまう。
> 楽譜の、指示どうりに踏んでいるのだけれど、細かく踏んだり、踏む場所をずらしたりすると今度は音が切れてしまう。

まさに同じ現象!
(゜_゜)


> ペダルを踏み始めた初中級くらいのときは、「ドミソ」「ドファラ」と和音が変わったらふみ変えれば
> 大体うまくいきました。

キャサリン・ロリンの曲集はほぼそれですね。
ゆっくり系のポピュラーもそれでいけます。


> でも、幻想即興曲のような、中将級の曲になると、そんなに単純ではありません。
> 和音は変わらなくても、メロディに、和音の構成音以外がたくさん入っていると
> ペダルを踏みっぱなしでは音が濁ります。
> だからって、頻繁にペダルを踏み変えたら、ベースの音が切れたり、響きが悪くなってしまいます。

そうそう、それなんですよ。
クラシックもそうなんですね~


> 1小節ずつ、丁寧にペダルの踏み変えを考えなくては。
> ある時は1小節に1回深く。
> ある時は、ほぼ1拍ずつ。
> ある時は、途中にペダルがないところを作って。

> 結構大変です。
> でも、音の濁りに気づいて工夫を繰り返す、注意力、熱意があれば大丈夫です。

細かく・細か~く、緻密に曲を創り上げていくしかないのですね。

自分の耳と知識で限界な箇所は、先生を利用して… (゚ε゚*)



最近やった曲では、こんな苦労がありました。どれも原曲版なので、ペダルも指番号も自分で考えないとならないから、なかなか難しかったですよ。

●Summer
 盛り上がる箇所はレガートペダル(ここはだれでもそうすると思う)
 中間ではリズムペダル(先生は入れないらしい。ここは私の好みで入れたけど、一拍ごとで忙しい)
 遠近感の箇所でソフトペダル(レッスンが終わってから、思いついて、独自にやり始めた)
 弾いてて楽しい曲だけど、和音が厚いのでキレイに聞こえるようにするには、ペダルが忙しいですね。
 先生は、スタッカートな箇所にも極・僅かなペダルを使うみたいだけど、それは難しくてマネできませんでした(・o・)
 しかし、いずれやらされそうな予感!

●めぐり逢い
 グランドで初めて弾いたら、あれ?すごく濁る?という感じで、3小節目くらいで先生から止められましたよ(@_@;)
 和音やコードが一緒でも、踏み代えポイントを増やさないとだめでした。
 踏み代えてもベース音は引っ張りたいので、高音側だけ消して低音はつなげる、こそぎペダル(と私は呼んでいるけど、正確には何というのかな?)を密かに練習中です。

●午後の旅立ち
 曲は早くないけど、すぐ濁ります。一小節目でアウトですよ。
 ハーフ~浅めのペダルで対処。
 曲のテンションの変化とペダルの深さが関係していそうなことに、なんとなく気がついてきました。


幻想即興曲が弾けるようになるとは思えないのですが、美しく弾くためのエッセンスはすごく参考になるなーと思ったのでした。
弾きながら、とにかく敏感によく聴かないとならないので、耳も鍛えられそうです。

2019/10/27(日)
ピアニストの脳を科学する: 超絶技巧のメカニズム によると、
現代のピアノでは必須とされる「脱力」という弾き方は、力を抜くというよりは、必要のない力を使わない・無駄のない効率の良い力の使い方をする、「省エネ」な奏法と分析されています。



読譜の「省エネ」

暗譜の「省エネ」

もありそうですよ。



読譜の「省エネ」は、音楽教育の論文によると、楽譜からリアルタイムかつ瞬時に・暗黙的に音楽を読み解く力らしいです。
音符を1つ1つ読むのが早いという単純なものではないようです。ピアノでは、それではスピードが追いつかないとも。
楽譜が頭の中で音になるし、次の音を読まなくても分かってしまう、裏づけのある予測力。
和音も1つ1つをそもそも最初から読んでないとか、楽譜の間違いも自動的に修正できてしまうとか。
そこに達するには、作曲理論とソルフェージュの両方がちゃんと関連し合って高度に身についた結果だそうで、おそらくピアニストはみんなそうなのでしょうか。音大生でもそのレベルにあるそうですし。
音楽教育実践ジャーナルより、読譜のメカニズム
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjomep/7/1/7_124/_article/-char/ja/




暗譜の「省エネ」はこちらのページの後半に出てきます。
暗譜のすすめ
https://mahoroba.logical-arts.jp/archives/3226


ようは丸暗記のような効率の悪い覚え方ではなく、少ない労力で曲を記憶に留めるやり方のようです。

おそらく私のやり方はこっちに近いですね。そして、私に合っているやり方なのでしょう。
読んでいてけっこう一致していて驚きました!
だれもがこの方法が合うとは言えないとは思いますけども。

とはいえ、いつも最初から暗譜を目指してはいませんよ!
読譜しながら弾くのは忙しいですが、楽に弾けるように繰り返しているうちに、曲の構造やコード進行的なものが感覚的につかめてきて、法則やストーリー・前後のつながり・テンションの流れが自分なりに決まってきます。
そうなってくると、読譜演奏も暗譜演奏「も」大丈夫になってきて、演奏に余裕が出てくるし、たまに弾いていれば忘れなくなりますし、維持できる曲数も多くなります。



3つの「省エネ」を挙げましたけど、それは「効率化」とも言えるでしょうか。

最初の2つは、もちろん、私は到達していませんけど…
年単位の時間、又は一生かけて身に付けて向上を目指していくものだったりするのでしょうね。

その仕組みを知っておくことで、コツや正しいやり方を見出していける可能性はあると思うのですよね。
最初に紹介した本も、2番目の論文も、そのような観点で書かれているように思いました。

コツを知って上達しようという発想は、この有名な本でも一緒ですね。

2019/06/22(土)
先日、加古隆さんのピアノソロコンサートに行ってきました!
作曲家&演奏家だそうですが、昭和の大ヒットドラマ、「白い巨塔」の音楽を作った方だそうで。
(世代が違うので見たことありません…)
実はこの方を存じ上げなかったのですが、YouTubeでいくつか見てみて演奏が気に入ったから、
半年前からチケットを買ってあったのでした。
音色の美しさに定評があるそうなのですね。

あまり映像は無くて弦楽協奏ですが。


生演奏で気がついたのは、音が鳴る前に先に鍵盤を捉えているということでした。



少し前に録画したBSの番組で、坂本龍一さんのライブを見ていても気がついたのですが、
やはり鍵盤を触ってから鳴らしています
この映像はそれとは別ですが、中盤のゆっくりで手がアップになる箇所が分かりやすいかもです。


坂本龍一さんも音色に定評があるようですよね。魂の入ったピアノ・ピアニッシモを使うというか。



故kazさんもそう言われていたように思って、過去記事を探してみたら出てきましたよ。
演奏を拝聴したことはないのですが、kazさんも魂のピアノ弾きだったと思っています。

音より先に・・・
http://2013815piano.blog.fc2.com/blog-entry-2087.html


>「ピアノの人って動きが緩慢だよね」かつてルカに言われたことがある。緩慢?その意味だが、音を出す瞬間に指とか手が移動している・・・という意味らしい。
> つまり、ピアノに限らずだと思うが、音を出す瞬間の前に移動は済ませておくこと。これが楽器演奏の鉄則・・・なのだそうだ。
> そこがピアノの人は緩慢、意識化がものすごく下手・・・だと。

>「ピアノの人って動きが緩慢だよね?」このルカの言葉は、別に指の動きが鈍いとか、動かないとか、そのような意味とは違うように思う、
> ズバリ「準備が遅いよね?」ということのように思う。

> 音を出す瞬間の直前に「準備」が必要なのだ。自分の理想のサウンド、音世界を実際にピアノで出すために。
> 準備、それは移動と同時に弾く・・・では遅くで、弾く瞬間の直前には、その音の鍵盤に触れていなければならない。これができていない。緩慢だから。

> ピアノ以外の楽器とか、あるいはバレエ、そしてフィギュアスケートなどもそうだけれど、凡庸なパフォーマンスに共通しているのは、
> 動きとか音を出すとか、その前の準備が遅い・・・ということだ。意思を反映させる、
> つまり「このような音が欲しい」という明確なものを音として出すには、準備、感覚としては「音の先取り」のようなものが必要だ。
> 移動と同時の発音、そのような演奏はボヤッとしているというか、ガツンとしているというか、とにかく緩慢、凡庸な印象を与える。



そういえば、レッスンを受けていて同じような指摘を受けたことがあります。
必ずどんな音を出したいかイメージしてから鍵盤を弾きなさいと。


・・・


スミマセン、今でも言われています・・・
その箇所に似つかわしくない音を出してしまうと、「音色を作って下さい」と言われます(^^;

思うに、先に鍵盤に触ってから・又は上で準備してから弾くというのはそれもテクニックなのかもしれませんが、むしろ結果論としてそうなっているのかもしれないです。
次に出す音を先に頭の中で鳴らしたり、先取りしてよくイメージしているから、結果的に鍵盤を先に準備して弾くことになるのかなと。

どうやら私も鍵盤の準備は無意識にやっているようですが、たしかに、頭の中で先に音を読んでいないと確実にはできないですね。
感覚としては、今・弾いているところとは別に、次の小節を先に聞いている感じ?
それができていると余裕を持って弾けるし、次の音を確信を持って出せるので、ミスタッチも減るような気がしています。


上の記事でkazさんが言われた、「音の先取り」が、演奏の重要な秘訣なんだろうなと思うのです。

2019/05/15(水)
しばらく前にピアノサークルに参加した時、ピアノ歴が1~2年なのに、すごく音楽的に上手に演奏される方がおりました。少しお話しをしましたら、音楽のお仕事もされていたそうです。
ピアノ4年目でベートーヴェンのピアノソナタを弾く方もおりました。この方はご自宅にグランドピアノを買われたそうです。
声楽家の方で、弾き語りのためのピアノ伴奏を独学で習得された方も。伴奏は耳コピアレンジだそうです。


すごい人たちばかりですが、共通すると考えられるのは、ピアノ歴に関わらず、音楽的な環境や、音感・聴く力にあるのでは?と思うのです。


つまるところ、才能でしょ?と言われればそうなのでしょうけど、それらは育てるものでもあるようなのです。
長年の積み重ねの結果、そうなった人もいるでしょうし、音楽に目覚めてから育て始める人もいるでしょうし。


天賦の才ではない!音楽が聴ける耳の育て方 より

音感などの感覚は才能ではなく、音楽の聴き方で育つとのこと。
赤ちゃんは、教科書や黒板がなくても、耳を使って聞き取り・マネすることで、日本語をマスターしています。
音楽も、漫然と聞き流すのではなく、積極的に聞き取ろうとすることで、耳が育っていくらしいです。


>「耳を傾けて音に集中し」「聞き分けようと試み」「自らの声で再現してみる」ことを、生活に取り入れてみましょう

テンポ感 リズム感 拍子感も養われるそうです。お徳ですね!
しかしこれって、楽器の経験に関わらず、音楽が好きな人であれば、いつも日常的に・自然にやっていることも多いと思うんですよね。
すごく細かい所まで、微妙なテンポや間合いまで脳内コピーして脳内で歌って楽しむとか…
天然ソルフェージュってとこでしょうか? (私は子供の頃からなぜかよくやってました)


いい音楽を、徹底した没入するほどの聞き込みと、再現する行為、それらの積み重ねが音楽的才能というものの根底にありそうです。
ピアノ教本だけでは、なかなか身に付かないものなのかも。

しかしそれらがあると、弾く曲のレベルに関わらず、音楽的で上手な演奏になると思うのです。

2019/04/10(水)
ピアノ愛好家は、

・暗譜が得意で、読譜演奏は苦手

・読譜演奏が得意で、暗譜は苦手

の2通りに大きく分かれるようですね。


私はどちらもできる派を目指していますが、暗譜向きだと思います(音感・ドレミ暗譜)

読譜演奏するには、鍵盤を見ないで弾くブラインドタッチが前提なのですよね。
長く弾いている曲は、鍵盤感覚が身に付いてきて、鍵盤をチラ見程度で弾けるようになるので、ほぼ楽譜を見ながら弾けるようにはなります。

弾けるようになってから楽譜を見るのは、順番が違いますよね(^^;

というわけで新しい曲で、あえて「曲を覚えない」ようにして、目で見た楽譜の情報にほぼ頼って弾くことを目指してみました。
目は楽譜と鍵盤を行ったり来たりしますが、あえて暗譜はしていないので、楽譜無しでは弾けない状態です。
なんか弾いててすごく忙しい…
これは「楽譜にかじりつき弾き」なのかな。
読譜派の人は、いつもこんな感覚で弾いているのでしょうか??

そして先生には「もっと弾きこみましょう」と言われました(^^;
私にとっては、弾きこみ→片手ずつの暗譜 になっていくのですよね。

というわけで、覚えずに読譜で弾けても、演奏のクオリティを上げるためには、体で・又は頭で覚える必要があるということなのでした! (もしかして、とても当たり前の結論なのかも…)


先日の弾き合い会では、暗譜でも弾けていそうな曲を、2曲とも楽譜を見ながら弾いてみました。
これはうまくいって、曲本来のスピードでは、楽譜3~4割、暗譜6~7割くらいの脳の使い方という感じです。

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