他人のために弾くということ

2015年9月から始めたピアノ初心者(♂)です。大人がゼロからピアノを始めた記録です。レッスンに通っています。
2018/12/22(土)
20~30人位の集まりでピアノを披露する機会が、今月に2回ほど、ありました。
弾くのは私だけで、聞く方は楽器をやらない一般の人です。(;゚Д゚)
持ち時間は5~6分なので、2曲の組み合わせがいいかな?
頼まれたからには、なるべく楽しんでもらえる選曲と、心地よく・分かり易い表現、綿密な準備と練習を… ということで、一週間位前から真剣に取り組みましたよ。
慣れた曲だけと、片手ずつ注意深く弾いて、磨き直しをしました。


2曲やる場合、曲調が違う組み合わせにしたいので、
「渚のアデリーヌ」「ラピュタ オープニング(空から降ってきた少女)」「エリーゼのために」から2曲を組み合わせて弾きました。
①悲しげだけど美しい曲 ②暖かく癒される曲 という流れが、感情の変化が大きくて好きなので(^^;
しかしどれも有名な名曲なので、ミスすると目立つんですよね ( ´Д`)


アマチュアやプロを含めた、さまざまな演奏家が、「人の心に届くような演奏」を最も大事にするようになった時に、それからの演奏がガラリと変わり、キャリアに大きな変化があったという話をいくつも読んだことがあります。
「ピアコツ」の最後の方にも、「エリーゼのために」で人の演奏を変えたエピソードがあり、そのお話にも心打たれました。
きっと、それが音楽するための極意の一つなのかなと。
その考えは常に大事にしていますし、ピアノを始めた当初からずっと持ち続けています。
始めは自分の音で自分が楽しむために、だったのでしたが。


緊張を克服するために、聞いている人たちがいない物と思って弾くとか、カボチャと思って弾くと聞いたことがあります。
私はそれとは真逆に、想いは聞いてくれる人にしっかり向き合って弾きました。(体は横向きですが)
歌うように、語りかけるように…
顔芸はしません(できません)が、曲の心象風景に応じて自分の感情は変化させます。
しかしやりすぎないように、冷静さもどこかに持ちつつ…
もちろん、それでも緊張しますけどね。


結果、ものすごく喜んでもらえてびっくり!(゚Д゚)
「感動した!」などいろんな感想をもらえました。
大半は私のピアノキャリアを知らない人ばかりなので、「初級者にしてはいいんじゃない?」的なものではなかったのかなと。
ピアノ歴を知っている人も、「去年とはぜんぜん違う」と言っておられました。
実力はあまり変わっていないと思うのですけどね。何箇所かミスしてるし(;´∀`)
とにかく、楽しんでもらえることが最大の目的でしたから、それは達成できてよかったかなと。
私の本番をあまり見たことがない、うちの奥さんも涙ぐんでいたそうで(なぜに?)


同じ様な手ごたえがあったのは、昨年、コンクールを受けた時でした。
その時は他人と競う場だとか、審査の点数とか、そんなことは全く考えず、私が曲から感じた感動を音で現し、審査員の方に伝えて一緒に楽しんでもらいたいという想いで弾いていました。


音楽をするために大切なものは何なのかということを、忘れないようにしたいなと思うのでした。

この記事へのコメント
お久しぶりです!


おお!

なんとも素晴らしい経験と、
想い!

お久しぶりでいきなり面食らいました。笑


良い刺激です!

ありがとうございます!

2018/12/23(日) 13:40 | URL | ラプコーリニコプ! #-[ 編集]
めっちゃコンサート的なシチュエーションですね( ;´Д`)
こういう場で、演奏本来の考え方、心理に至って集中してそれを実行できるのは、普段の取り組みの賜物ですな。
けもさんが書くと、説得力を感じます。
2018/12/23(日) 22:13 | URL | モル作 #-[ 編集]
どうもです!
「素人の中で弾くのだから、なんでもなくサラ~っと弾いちゃえばいいや」と
思いがちですが、あえて入魂の演奏に挑戦してみたのです。
ラプコーさんにも想いが伝わりましたでしょうか?(^^

2018/12/24(月) 17:03 | URL | けもネコ #mQop/nM.[ 編集]
依頼する方は気軽に頼むのでしょうけど、弾く方はなかなかにプレッシャーなのですよね。
ピアニストはたいへんなことを、日々こなしているのですね…

とはいえ、音楽は人を幸せにするものだということを、いつも自分に言い聞かせていきたいですね。
普段の練習でも、「仮想の視聴者」が側にいて、どう感じただろうかと意識すると、何かが変わる気はしています。
2018/12/24(月) 17:26 | URL | けもネコ #mQop/nM.[ 編集]
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