追悼kazさん:素敵な演奏の秘訣

2015年9月から始めたピアノ初心者(♂)です。大人がゼロからピアノを始めた記録です。レッスンに通っています。
2018/07/30(月)
脳卒中?で加療中にお亡くなりになられて残念です。まだそんなにお歳をとっていないはずなのですが。
氏のブログのファンでずっと読んでいました。このブログからも右サイドの上の方にリンクさせてもらっています。

kazさんは日本流のピアノレッスンにありがちな問題点をいつも考えつつ、往年の名ピアニストの演奏に魅せられながら、音楽的に弾くことの意義を模索しておられた方と思います。
実際の演奏もとても心に響く演奏だそうで、ぜひ聞いてみたかったです。


気になった過去記事から。
故kazさんのブログ、ピアノのある生活、ピアノと歩む人生 より
自分の内部に入ってスパークさせる
http://2013815piano.blog.fc2.com/blog-entry-1476.html


>「あっ・・・この人の演奏・・・いい・・・上手・・・素敵」という演奏に共通しているのは、
> その人は、移動が素早いのだ。反対に、「音符はバッチリ弾けていてミスもないし、
> 一生懸命弾いているんだけど・・・」という人は、移動と打鍵が同時なのだ。

>「鍵盤に指を置いて、鍵盤に触ってから打鍵せよ」という鉄則。移動が緩慢だと、これができない。
> これまた気づいていたことだが、ショパンのノクターンのような、スロー系の曲だと、
> 移動までスローになってしまう人が実に多いような気がする。どのような曲であれ、音型であれ、
> 準備してからコントロールしてから打鍵・・・なのだ。移動は素早く・・・そして鍵盤に指を置いてから、
> それから意識して打鍵・・・これはピアノ演奏の基礎・・・かもしれない。


素敵な演奏をする人は、「移動は素早く・鍵盤に触れてから・意識して打鍵」をやっているらしいです。

先日、フジコ・ヘミングの映画を見てきましたが、上記の弾き方のように見えました。一般的な弾き方よりも少しスローな演奏が多いのですが、ポジション移動は素早いです。
彼女は音色がきれいで歌うような演奏という評判で、その秘訣は、音量のバランスが絶妙なのだとは個人的に思っているのですが、もう一つはやはり打鍵直前の準備・コントロールなのでしょうね。

もしかしたらピアニストには当たり前のテクニックなのかもしれませんが…
映像では速すぎて気付きにくいけど、どのピアニストも、きっと速い箇所でも意識上ではそうやっているのでしょうか。


素敵な演奏をするためのコツは「先読み&打鍵の準備」にありそうですが、どう実現するかを考えると…
・読譜でいく場合、なるべくたくさんの音を目で素早く先読みする。
・暗譜でいく場合、数音先まで頭の中で素早く先読みする。

このどちらかが必要でしょうね。
どちらも、曲の音そのものはすべて覚えている前提でしょうか。

高速なポジション移動をするには、体で覚えないと難しい部分があるので、体でも頭(耳)でも覚えておく必要があるのでしょうね。

この記事へのコメント
移動速度かぁ。
曲のテンポとセットでしか考えた事なかったです。
これはかなり目から鱗でした。

私もkaz氏の繊細な文章と発想が好きで愛読してました。
これからも拝読したかったし、演奏も聴きたかったなぁ。
2018/07/30(月) 20:54 | URL | モル作 #-[ 編集]
> 移動速度かぁ。
> 曲のテンポとセットでしか考えた事なかったです。
> これはかなり目から鱗でした。

鍵盤に触って一瞬準備してから弾くというのはもともとやっていたのですが、
移動速度のさらなるスピードアップの方法は、最近レッスンで出てきました。
先読みの感覚の強化が必要なのですよね。


> 私もkaz氏の繊細な文章と発想が好きで愛読してました。
> これからも拝読したかったし、演奏も聴きたかったなぁ。

これからもう更新されないのは残念ですが、過去の膨大な記事を読み直していくのも
いいかなと考え、この数日でピアノレッスンの項を全部読み返して見たところなのです。

2018/07/31(火) 01:39 | URL | けもネコ #-[ 編集]
けもネコさん、こんにちは
かつです。

『移動は素早く・鍵盤に触れてから・意識して打鍵』
私もこの記事を読んで意識して弾いてみましたがすごく難しい!
まず移動を素早くしようとすると腕にどうしても力が入ってしまうしテンポも早くなってしまいます。
打鍵スピードも上がってしまい思っている以上にフォルテになる。
どうすればいいのだろう…
kazさんに聞きたい事、書いてほしいことがまだまだたくさんありましたね。

2018/07/31(火) 03:54 | URL | かつさん #-[ 編集]
> まず移動を素早くしようとすると腕にどうしても力が入ってしまうしテンポも早くなってしまいます。
> 打鍵スピードも上がってしまい思っている以上にフォルテになる。
> どうすればいいのだろう…

テンポを落として、メトロノームを使ってやるのがいいんじゃないでしょうかね。
テンポが遅くても動作は高速で。徐々に目盛りを上げていくと。

私はメトロノームに合わせるのは機械的なテンポになって嫌いなのでほとんど使わないですが、スピードアップのためのメトロノーム矯正を先生から指示されました…

テンポアップのためのメトロノームですが、弾けるテンポよりもだいぶ落としたところから徐々に上げて追い込んでいきました。この方が効果的でたちまち改善しました。これはある意味驚きです。ゆっくり練習の真骨頂の一つなのかなと。
(もっと普段からメトロノーム使えということかな… w)


高速移動した勢いのまま打鍵すると、ドカンといってしまうので、やっぱり打鍵の直前に意識を集中して狙った音を作るのだと思います。腕は空中に漂っているイメージで、移動にはあまり力を使っている感覚はないのですが、おそらく目標位置のあたりで腕で急減速して勢いを多少制限しつつ狙いを定めて音を作っているはずです。
先生のお見本を横で見てても、目に見えない微妙な空中調整が入っているそうです。
私もさんざん特訓しましたけど、かつさんとは逆に制限しすぎて弱くなりがちです。
こういうのは運動神経の速度に依存する気がするので、どうしても頭打ちは起きそうです。
気長に特訓しつつ徐々にでも改善していけばOKくらいの気持ちでいいようにも思います。これは年単位の課題の一つと思っています(そんな課題がいくつあるんだともw)


> kazさんに聞きたい事、書いてほしいことがまだまだたくさんありましたね。

そうなのですよね。とても残念です。
せめて、過去記事の再熟読をしようかな…

2018/07/31(火) 11:55 | URL | けもネコ #-[ 編集]
けもネコさんこんにちは。

触ってから打鍵は基礎だと言いますね。
私には到底できませんし、しようともしていない時が殆どでしたが
今日のこれからの練習から取り入れます。

触ってから打鍵をしているときと、ただの打鍵の連続の時では
感覚が全く違って、弾いて聴こえてくるテンポ同じでも、少しずつ音ずれしているような感覚になります。


簡略して言うと、
1.触ってから打鍵
たたーーーたたーーーたたーーーたたーーー
2.ただ打鍵
たーたーたーたー

だと
1.の方は意識の方がが0.00?コンマ数秒早いので、たたーーーとなる感じ…。


+++


そこに打鍵時の鍵盤を沈め始める感覚、そこからエスケープメントレベルでしたっけ、それを狙う感覚と鍵盤の底の意識をもつと、

タススコンーーータススコンーーーー

みたいな感じになるのかな。私にはできませんが。
出来もしないのになんとなく書いてますが…。


鍵盤に触れるタ
鍵盤を沈ませ始めるス
エスケープメントレべルに達するス
タッチをコントロールしてハンマーを弦にあてるまでのコ
指先を底に到達させて保持するン。

鍵盤の底で保持させる「ン」を飛ばす方もいらっしゃいますが。
いわゆる鍵盤の底まで弾かない、または弾かない時もある方ですねえ・・。。
って下手な私が言うのもなんですが…。


違ったらすいません。
なんとなく適当に書かせていただきました。
出来なんですがただのイメージです。

乱文失礼しました。
2018/08/01(水) 13:32 | URL | 由美 #JalddpaA[ 編集]
> 触ってから打鍵は基礎だと言いますね。
> 私には到底できませんし、しようともしていない時が殆どでしたが
> 今日のこれからの練習から取り入れます。

由美さんの最新の動画を拝見しますと、慣れている人がやっているような、右手5の指で黒鍵の位置を確認しているような動きがあるので、そういう時は触ってからの打鍵になっているんではないかなーと思います。


> 触ってから打鍵をしているときと、ただの打鍵の連続の時では
> 感覚が全く違って、弾いて聴こえてくるテンポ同じでも、少しずつ音ずれしているような感覚になります。

そうなんですか!?
少し遅らせるペダルとは逆に、少し早めに鍵盤に行くからかな…
ていうか、連続打鍵でそれをできるんですか!
私の場合は、触ってからの打鍵は主にフレーズの始まりや終わり、速度の遅めの箇所、重音、跳躍、波線のアルペッジョで使っている感じ? 黒鍵が多い時もかな? (指で位置確認)


> そこに打鍵時の鍵盤を沈め始める感覚、そこからエスケープメントレベルでしたっけ、それを狙う感覚と鍵盤の底の意識をもつと、
>
> タススコンーーータススコンーーーー
>
> みたいな感じになるのかな。私にはできませんが。
> 出来もしないのになんとなく書いてますが…。

細かい分析ですね。おそらくスローにするとそういう経過ですよね。
私の場合は、「ス」と「ン」の処理に最も神経を使っているかな?
そして「コ」にはいろいろな種類がある気がします。音量ではなくて音の種類… 内声と最高音・最低音で違う種類の「コ」を繰り出そうとしています。(努力はしている)


> 鍵盤の底で保持させる「ン」を飛ばす方もいらっしゃいますが。
> いわゆる鍵盤の底まで弾かない、または弾かない時もある方ですねえ・・。。
> って下手な私が言うのもなんですが…。

鍵盤の底まで弾かないのは、電子ピアノの人の弾き方ですよね。芯の無い/響かない音になりがちだという… 気をつけないとなってしまいます。
由美さんはピアノ弾きのタッチですよね。
さらに下手な私がいうのもなんですが…

なんとなくですが「ン」の処理で音質も響きの広がりも変わるような気がしています。
あと右手と左手で違う種類の「ン」を使わないときれいに聞こえない感じも…


> 違ったらすいません。
> なんとなく適当に書かせていただきました。
> 出来なんですがただのイメージです。

私もなんとなくしか言えないのですが、イメージで言うしかないですものね。
おそらく、こういう所にピアノの奥義が含まれているのでしょうね。

2018/08/02(木) 14:41 | URL | けもネコ #-[ 編集]
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