ピアノの究極の上達法は、楽な弾き方の追求かも

2015年9月から始めたピアノ初心者(♂)です。大人がゼロからピアノを始めた記録です。レッスンに通っています。
2017/12/14(木)
私は生来、右利きですが、17年ほど前に利き手を変更して、ほぼ左利き生活です。
以前にも触れましたが、仕事とゲームで右手を酷使しすぎて故障してからというもの、そもそも生きていく上で、利き手だけに負担をかけ続けるのは肉体的に不合理では?と悟り、利き手変更に至ったのです。

両効きだと便利そうとか、左利きのフリをするとカッコいいかも? というヘンな理由も少しはありましたが(^^;
新しい動作を左手に教える際、最初はすっごく不器用なのが、右手を先生にしたりして教え込んでいくと、みるみる器用になって成長していく姿を見るのも楽しいです(^^


そんな経緯もあり、ピアノを始めた当初から、
「体の声に耳を傾け、故障しないように気をつける」
「負担の少ない楽な弾き方を目指す」
「体の使い方を洗練させる」
ということは、とても重要度が高いのではないかと予想して、今に至ります。



楽でなければ良い音楽ではない|ピティナ より
http://www.piano.or.jp/report/03edc/point100/2009/11/27_9725.html

> 思った音が出せる、というのが真のテクニックです。
> そして、「楽」でなければ、良いテクニックではなく、良い音は出せません。

哲学的ではありますが、これってかなり本質を突いた言葉のような気がします。




村田ピアノ音楽院|脱力奏法の科学的検証 より
http://www.muratapiano.com/unfinish/handproblem3.html

> また、決定的にどの人にも言える事は,年齢的に10代、20代、30代、40代・・・と年齢がかさむ度に、筋肉、腱鞘などは加齢で段々弱くなっていくため、若い頃と同じ気持ちで無理な弾き方をすると,いとも簡単に痛みや故障になってしまう事も多く、おそらくある年齢に達すると上記の様な理由で演奏活動から遠ざかってしまう人もいるはずです。


子供の頃から弾いている方でも、中年になってから故障しやすくなったという話をしばしば見かけます。
大人(中年以降)から始めたピアノは、そもそも故障しやすい所からスタートしているということを、念頭においてた方がよさげなのでしょうね。
年齢とともに、より負担のかからない奏法に切り替えていく必要があるのかもしれませんし。



ピアニストのための脳と科学の教科書|ピティナ より
http://www.piano.or.jp/report/03edc/brain/2010/12/27_11916.html

> 私たちは同じ音を様々な身体の使い方で出すことができるため、ある音を出すのにも、身体に負担が少ない弾き方とそうでない弾き方があります。したがって、適切な姿勢や身体の使い方、エコ・プレイを探求し、実現していくことで、同じ時間練習しても、身体を傷めるリスクは減ります。

古屋先生の著作では、ピアニストは「省エネ」「肉体の負担を軽減する」奏法をしていることが科学的に検証されています。
「省エネ」な奏法は、「脱力」とも深い関係があるようです。




「脱力」を習得しないと上達しないというのは、多くの人が言う言葉ですが、曲の練習だけで自然に到達できるものではなく、長年のレッスンの中で徐々に会得していったり、発想の転換や自己研究が求められているのではないかと考えます。


> プロ、アマチュアに関わらず、健やかな演奏生活を生涯にわたって実現するためには、傷めてからの対処療法よりも、演奏者に対する「正しい身体教育」が不可欠なのです。

これはもう、激しく同意ですね。最初から予防したいです。中年に無理は禁物!(;´∀`)

この本はプロ・アマを問わず、ピアノ弾きに必須な知識と思いました。





ピアノろまん:手を痛めないように
https://hajimetepiano.blogspot.jp/2013/12/blog-post_15.html


> ピアノを弾いて痛くなる」というのは明らかに間違っています。年を取ると余計筋を痛めたりしてピアノが弾けなくなります。はじめからやるのがいいですが、変だなと思ったその時点からでも、先生について力を抜いて弾ける弾き方を学びましょう。

ピアノの入門から「脱力」を目指すのがいいのですね。
また、自力で「脱力奏法」に到達するのは、すごく難しいのかもしれません。



そんなわけで、ピアノの趣味を長く続けつつ、できれば僅かずつでも上達したいと思う私は、
「楽な弾き方」 「脱力」 を追求することが、必須であり、近道なのかなと感じています。
上級者がこれを聞けば、「そんなの当たり前」と言われるかもしれませんけど(^^;



アレクサンダーテクニーク、フェルデンクライス等は「脱力」のためのメソッドではありませんが、科学的なボディマッピングの概念、気付きを得る、不要な力みを無くすという基本理念が、結果的に「脱力」につながると予想しています。

このブログの右側リンクや過去記事からも、私がそういう思想に傾倒しつつあることに気付いておられる方がいるでしょうね(^^;

この記事へのコメント
けもネコさんがこの記事でメインで伝えたいポイントとはズレているかも
知れませんが、

>思った音が出せる、というのが真のテクニックです。

これ、本当にそう思います。
行き当たりばったり過ぎる、自分(^^;

ピアノの脱力って、自分を振り返ってみるに、意味をちゃんと理解しないと
勘違いをしやすいような気がします。
大人なだけに、本を読んで、誤った脱力至上主義になっていて、芯のある音が
なかなか出せなかったような気がします。


さて、どうでもいい話ですが、ちょっと多忙が続いていて、ブログを更新しないと出る広告にもへっちゃらになってきて、、、そうしたら、何と今週、
インフル(それも12月にB型)判定を受けて出社停止中です(> <)
ブログは放置状態になっているだけで、ピアノはちゃんとレッスンを
継続していま~す。^^
2017/12/14(木) 20:18 | URL | 待雪 #ARV1kx8o[ 編集]
昔、美術関連の事を調べてた時に、芸術全般、身体の動きの痕跡に着目すると本質が身近に感じられて面白くなる、と思いました。
よく身体性って言葉も出てくるし。

ピアノも綺麗な曲は大抵、運指が身体の構造に沿ってますね。
もちろん、簡単って意味ではないですが、身体の動きと力の方向的には確かにそうなるな、って思うことがよくあります。
特にショパンさんの曲は顕著にそう感じました。

お互いゆるふわ目指しましょう。笑
2017/12/14(木) 21:38 | URL | モル作 #-[ 編集]
> >思った音が出せる、というのが真のテクニックです。
>
> これ、本当にそう思います。
> 行き当たりばったり過ぎる、自分(^^;

出ちゃった的な音ってありますよね(^^;
「気の無い音」を出すと、レッスンで先生から戒められます(;゚Д゚)


> ピアノの脱力って、自分を振り返ってみるに、意味をちゃんと理解しないと
> 勘違いをしやすいような気がします。
> 大人なだけに、本を読んで、誤った脱力至上主義になっていて、芯のある音が
> なかなか出せなかったような気がします。

脱力についてはまた別記事で書いてみようと思うのですが、おそらく「力を抜く」の言葉だけでは説明不足すぎて、間違ってしまいますよね。
電子ピアノでは言葉のごとく緩めれば、「プロが正しい打鍵で弱く弾いた音」が出ますけど、それを生ピアノでやっても、待雪さんの言われるように「芯のない音」だと先生から指摘を受けてしまうのですよね。そういう混乱に陥るパターンはけっこうありそうな気がします。というか、ほとんどの電子ピアノユーザーはそこで壁に当たるはず…


> さて、どうでもいい話ですが、ちょっと多忙が続いていて、ブログを更新しないと出る広告にもへっちゃらになってきて、、、そうしたら、何と今週、
> インフル(それも12月にB型)判定を受けて出社停止中です(> <)

私は今年の1月にインフルで悲惨な目に遭ったので、もう予防接種を済ませました(^^;
こちらではA型が流行していますが、B型も出ているんですねー
この機会に、ゆっくり休んでくださいね~

2017/12/15(金) 10:20 | URL | けもネコ #-[ 編集]
> 昔、美術関連の事を調べてた時に、芸術全般、身体の動きの痕跡に着目すると本質が身近に感じられて面白くなる、と思いました。
> よく身体性って言葉も出てくるし。

美術館めぐりは大好きです! 東京にはすごい数がありますよね。たくさんあっていいなーと思います。
木工作品だと、緻密さと刃物の堀り痕を大胆に残す箇所とがあって、そこに製作者の魂を感じたりしますね。


> ピアノも綺麗な曲は大抵、運指が身体の構造に沿ってますね。
> もちろん、簡単って意味ではないですが、身体の動きと力の方向的には確かにそうなるな、って思うことがよくあります。
> 特にショパンさんの曲は顕著にそう感じました。

モル作さんは、ショパン様の作品に着手しておられますものね。私はワルツの易しい曲あたりをやってみたい気もしたりします。
ショパン様が推奨したとされる奏法は、自然な手のカタチと手首~腕~肩の柔らかさを重視しているそうですから、モル作さんの目指していると言われた「ゆるふわ奏法」は、「ショパン奏法」に近いのかもしれません(^^


> お互いゆるふわ目指しましょう。笑

今回の記事は、まさに「ゆるふわ」を目指す内容でした(^^

2017/12/15(金) 10:50 | URL | けもネコ #-[ 編集]
ピアノと付き合っていく上では力の抜き方は大事ですよね

頭ではわかっていても、ついつい練習にのめり込むと無理な力入ってたり。。。orz
スポーツと同じく、あんまり無理せず自分にあった力量の曲をやっていくのも大事なことかもしれませんね
2017/12/15(金) 16:00 | URL | びこ #-[ 編集]
> ピアノと付き合っていく上では力の抜き方は大事ですよね

ピアノをやっていく限りは、ずっと追求し続ける課題なのかなと思ってます。
先生クラスでもそうらしいので…

緊張と弛緩の高速な切り替えとか、今まで活用していなかった筋肉を使うとか…
結局のところは、奏法そのものを改善し、見直し続けることなんじゃないかなーと。


> 頭ではわかっていても、ついつい練習にのめり込むと無理な力入ってたり。。。orz

楽譜にかじりついて必死に弾いている時は、ついつい前のめりになってしまうんですよね…
( ´Д`)


> スポーツと同じく、あんまり無理せず自分にあった力量の曲をやっていくのも大事なことかもしれませんね

背伸び曲を年単位で攻略するというのは、大人のピアノの醍醐味かなと思うので、ぜんぜんアリだと思うんですよね。
私も、自分のレベルに合った曲を常時やりながら、少し背伸びした長期戦用の曲を1曲は持っておきたいと思ってます!

2017/12/15(金) 17:33 | URL | けもネコ #-[ 編集]
ピアノを初めたばかりの頃に、安い電子ピアノの鍵盤だった上に、手を酷使して激しく傷めたことがあります。
しかし、それをかばうように弾き続けて、だんだん弾き方が変わっていき、それでも何度か違和感を感じたこともあるけれど、そのたびごとに次第に傷めなくなってきて、今は長時間弾いても大丈夫になってきました。しかし、このような体当たりの「楽な弾き方習得法」は薦められませんね;本当に手が回復しなくなる可能性もあるし、もう、初期の頃は日常生活でめっちゃ痛いレベルでした;
2017/12/17(日) 22:10 | URL | ゆきなぎ #-[ 編集]
> ピアノを初めたばかりの頃に、安い電子ピアノの鍵盤だった上に、手を酷使して激しく傷めたことがあります。

ゆきなぎさんはエレクトーン出身でおられますものね。
エレクトーンは鍵盤の底に力を入れて、出た音をコントロールする機能があったはずなので、ピアノではその癖の影響でタッチが強くなってしまっていたかもしれませんね。
電子ピアノもプラ鍵盤とか短い鍵盤だと、指への衝撃が多くて、ピアノの先生レベルでも指を痛めるとは聞きましたし…


> しかし、それをかばうように弾き続けて、だんだん弾き方が変わっていき、それでも何度か違和感を感じたこともあるけれど、そのたびごとに次第に傷めなくなってきて、今は長時間弾いても大丈夫になってきました。しかし、このような体当たりの「楽な弾き方習得法」は薦められませんね;本当に手が回復しなくなる可能性もあるし、もう、初期の頃は日常生活でめっちゃ痛いレベルでした;

日常生活で痛いレベルというのは、かなりの物ですね。今は問題なくなってよかったです( ´Д`)
手の痛さでやめちゃった人もいると聞いたことがありますし、ピアノの導入時期は注意深くやった方がいいのかもですね。

2017/12/18(月) 13:11 | URL | けもネコ #-[ 編集]
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