ピアノ奏法

2015年9月から始めたピアノ初心者(♂)です。大人がゼロからピアノを始めた記録です。レッスンに通っています。
2019/06/22(土)
先日、加古隆さんのピアノソロコンサートに行ってきました!
作曲家&演奏家だそうですが、昭和の大ヒットドラマ、「白い巨塔」の音楽を作った方だそうで。
(世代が違うので見たことありません…)
実はこの方を存じ上げなかったのですが、YouTubeでいくつか見てみて演奏が気に入ったから、
半年前からチケットを買ってあったのでした。
音色の美しさに定評があるそうなのですね。

あまり映像は無くて弦楽協奏ですが。


生演奏で気がついたのは、音が鳴る前に先に鍵盤を捉えているということでした。



少し前に録画したBSの番組で、坂本龍一さんのライブを見ていても気がついたのですが、
やはり鍵盤を触ってから鳴らしています
この映像はそれとは別ですが、中盤のゆっくりで手がアップになる箇所が分かりやすいかもです。


坂本龍一さんも音色に定評があるようですよね。魂の入ったピアノ・ピアニッシモを使うというか。



故kazさんもそう言われていたように思って、過去記事を探してみたら出てきましたよ。
演奏を拝聴したことはないのですが、kazさんも魂のピアノ弾きだったと思っています。

音より先に・・・
http://2013815piano.blog.fc2.com/blog-entry-2087.html


>「ピアノの人って動きが緩慢だよね」かつてルカに言われたことがある。緩慢?その意味だが、音を出す瞬間に指とか手が移動している・・・という意味らしい。
> つまり、ピアノに限らずだと思うが、音を出す瞬間の前に移動は済ませておくこと。これが楽器演奏の鉄則・・・なのだそうだ。
> そこがピアノの人は緩慢、意識化がものすごく下手・・・だと。

>「ピアノの人って動きが緩慢だよね?」このルカの言葉は、別に指の動きが鈍いとか、動かないとか、そのような意味とは違うように思う、
> ズバリ「準備が遅いよね?」ということのように思う。

> 音を出す瞬間の直前に「準備」が必要なのだ。自分の理想のサウンド、音世界を実際にピアノで出すために。
> 準備、それは移動と同時に弾く・・・では遅くで、弾く瞬間の直前には、その音の鍵盤に触れていなければならない。これができていない。緩慢だから。

> ピアノ以外の楽器とか、あるいはバレエ、そしてフィギュアスケートなどもそうだけれど、凡庸なパフォーマンスに共通しているのは、
> 動きとか音を出すとか、その前の準備が遅い・・・ということだ。意思を反映させる、
> つまり「このような音が欲しい」という明確なものを音として出すには、準備、感覚としては「音の先取り」のようなものが必要だ。
> 移動と同時の発音、そのような演奏はボヤッとしているというか、ガツンとしているというか、とにかく緩慢、凡庸な印象を与える。



そういえば、レッスンを受けていて同じような指摘を受けたことがあります。
必ずどんな音を出したいかイメージしてから鍵盤を弾きなさいと。


・・・


スミマセン、今でも言われています・・・
その箇所に似つかわしくない音を出してしまうと、「音色を作って下さい」と言われます(^^;

思うに、先に鍵盤に触ってから・又は上で準備してから弾くというのはそれもテクニックなのかもしれませんが、むしろ結果論としてそうなっているのかもしれないです。
次に出す音を先に頭の中で鳴らしたり、先取りしてよくイメージしているから、結果的に鍵盤を先に準備して弾くことになるのかなと。

どうやら私も鍵盤の準備は無意識にやっているようですが、たしかに、頭の中で先に音を読んでいないと確実にはできないですね。
感覚としては、今・弾いているところとは別に、次の小節を先に聞いている感じ?
それができていると余裕を持って弾けるし、次の音を確信を持って出せるので、ミスタッチも減るような気がしています。


上の記事でkazさんが言われた、「音の先取り」が、演奏の重要な秘訣なんだろうなと思うのです。

2019/05/15(水)
しばらく前にピアノサークルに参加した時、ピアノ歴が1~2年なのに、すごく音楽的に上手に演奏される方がおりました。少しお話しをしましたら、音楽のお仕事もされていたそうです。
ピアノ4年目でベートーヴェンのピアノソナタを弾く方もおりました。この方はご自宅にグランドピアノを買われたそうです。
声楽家の方で、弾き語りのためのピアノ伴奏を独学で習得された方も。伴奏は耳コピアレンジだそうです。


すごい人たちばかりですが、共通すると考えられるのは、ピアノ歴に関わらず、音楽的な環境や、音感・聴く力にあるのでは?と思うのです。


つまるところ、才能でしょ?と言われればそうなのでしょうけど、それらは育てるものでもあるようなのです。
長年の積み重ねの結果、そうなった人もいるでしょうし、音楽に目覚めてから育て始める人もいるでしょうし。


天賦の才ではない!音楽が聴ける耳の育て方 より

音感などの感覚は才能ではなく、音楽の聴き方で育つとのこと。
赤ちゃんは、教科書や黒板がなくても、耳を使って聞き取り・マネすることで、日本語をマスターしています。
音楽も、漫然と聞き流すのではなく、積極的に聞き取ろうとすることで、耳が育っていくらしいです。


>「耳を傾けて音に集中し」「聞き分けようと試み」「自らの声で再現してみる」ことを、生活に取り入れてみましょう

テンポ感 リズム感 拍子感も養われるそうです。お徳ですね!
しかしこれって、楽器の経験に関わらず、音楽が好きな人であれば、いつも日常的に・自然にやっていることも多いと思うんですよね。
すごく細かい所まで、微妙なテンポや間合いまで脳内コピーして脳内で歌って楽しむとか…
天然ソルフェージュってとこでしょうか? (私は子供の頃からなぜかよくやってました)


いい音楽を、徹底した没入するほどの聞き込みと、再現する行為、それらの積み重ねが音楽的才能というものの根底にありそうです。
ピアノ教本だけでは、なかなか身に付かないものなのかも。

しかしそれらがあると、弾く曲のレベルに関わらず、音楽的で上手な演奏になると思うのです。

2019/04/10(水)
ピアノ愛好家は、

・暗譜が得意で、読譜演奏は苦手

・読譜演奏が得意で、暗譜は苦手

の2通りに大きく分かれるようですね。


私はどちらもできる派を目指していますが、暗譜向きだと思います(音感・ドレミ暗譜)

読譜演奏するには、鍵盤を見ないで弾くブラインドタッチが前提なのですよね。
長く弾いている曲は、鍵盤感覚が身に付いてきて、鍵盤をチラ見程度で弾けるようになるので、ほぼ楽譜を見ながら弾けるようにはなります。

弾けるようになってから楽譜を見るのは、順番が違いますよね(^^;

というわけで新しい曲で、あえて「曲を覚えない」ようにして、目で見た楽譜の情報にほぼ頼って弾くことを目指してみました。
目は楽譜と鍵盤を行ったり来たりしますが、あえて暗譜はしていないので、楽譜無しでは弾けない状態です。
なんか弾いててすごく忙しい…
これは「楽譜にかじりつき弾き」なのかな。
読譜派の人は、いつもこんな感覚で弾いているのでしょうか??

そして先生には「もっと弾きこみましょう」と言われました(^^;
私にとっては、弾きこみ→片手ずつの暗譜 になっていくのですよね。

というわけで、覚えずに読譜で弾けても、演奏のクオリティを上げるためには、体で・又は頭で覚える必要があるということなのでした! (もしかして、とても当たり前の結論なのかも…)


先日の弾き合い会では、暗譜でも弾けていそうな曲を、2曲とも楽譜を見ながら弾いてみました。
これはうまくいって、曲本来のスピードでは、楽譜3~4割、暗譜6~7割くらいの脳の使い方という感じです。

2019/03/18(月)
ピアノ弾きなら、だれしもが憧れるシチュエーションとして、たまたまピアノがある場所とかで、
「何か弾いてみて」と言われて、披露できることでしょうか?
弾いてみてアンコールが来たり、喜んでもらえたなら、さらにうれしいですよね。

それを実現するには、これくらいの能力が必要になりそうです。
重要そうな順番で書いてみました。

①安定して暗譜で弾ける、ある程度有名でウケのいい曲を身につける(長すぎる曲なら分かり易い編曲もしておくとか)
②緊張の克服
③いろいろなピアノへの適応力
④ミスを誤魔化すチカラ
⑤やり過ぎないKY
(あえて音量を控えることも大事)


レッスンや弾き合い会への参加などを続けることで、向上しそうですよね。

他に考えられる方法として、普段と違うピアノで、いきなり本番と思って本気の演奏をするという方法が考えられます。

私はこれを 「いきなりピアノ」 と呼んでいます(^^;

楽器店の試弾でも1~2曲ならできるでしょうか。
あとは、スタジオなどを借りてグランドを弾くとき、そこがステージと思って、一発目で成功させることを目指すトレーニング方法があると思います。
準備無しで、未知のピアノに合わせるのは、実はけっこう難易度が高いです…
いつものピアノを弾いているような「慣れ」が効かないということは、運動記憶のみに頼る方法では失敗が増えますし。
音のバランスは弾きながら調整し、多少指が鈍くてもうまく調整して弾き切り、ミスしても決して止めないで次にいく精神力など、独りでもたくさんのことが練習になると思うのです。
連続で何曲まで完璧に弾けるかをやってみたりすると、レパートリーはいま何曲まで使えるのかを確認もできますね。

そんなことをやっていると、いつの間にか一時間くらい経過していたりします。
3分×20曲あるだけで一時間を使っちゃいますものね。

2019/03/05(火)
タッチとかいろいろな要素があると思うのですが、まずは「音量」で考えてみたいと思います。


むかしむかし、パソコンがまだ出始めの昭和の頃、プログラムリストが掲載された雑誌が発売されておりました。
雑誌を買ってきて、家でその長い長~いリストを何時間もかけて入力すると、ゲームが遊べたりするというものです。
たいていはゲームが多かったですが、たまに音楽もありました。

私もプログラミングして遊んでいたので雑誌に投稿をしており、ゲームはよく採用されて掲載され、印税がお小遣いになっていました。
ちなみに1本の採用で最低9千円以上です。2本掲載で1万8千円、3本同時掲載で2万7千円ですから、高校生にはかなりの金額です。印税は、出版社から郵便小為替か現金書留で届きます。

ゲーム創りは得意でしたが、音楽やCGはあまり採用されませんでした… センスがなかったのですね。
( ´Д`)


もちろん、他人が作ったリストを入力して聴いてみるのですが、多数採用されている人の創り方に特徴を見つけました。
上手な人のプログラムは音色がきれいに聞こえるのです!!
音源はPSG 3音の制約で音色は固定なので、そんなはずはないのですが…
たしかに私の創った演奏プログラムは、上手な人のと比べるとなんだか「うるさい」、「やぼったい」のです。

答えはプログラムリストにすべて書いてあるのですが、秘密は声部ごとの音量のバランスにありました。

メロディ2声+ベース、又はメロディ+内声+ベースの場合、
メロディ1>メロディ2>>>ベースメロディ>内声>>>ベース ぐらいで作られています。
数値でいうと、13、12~11、9~8とかでしょうか(変化は比例ではない)


音量の設定域にも問題はあり、最高音量に近づくほど区切りが「荒く」なるので、そこより少し下げたあたりがちょうどいいとも分かりました。

音量バランスだけで、固定のはずの音色まで違って聞こえるということに驚いた出来事なのでした。
そんな「ひみつ」に気が付いてしまった十代ですが、社会人になってからは忙しいのでただ聴くだけの生活が続くのでした。

そして、ウン十年経ち…
3年半前にピアノを始めた当初から、音量バランスの重要性について考えていましたし、今でも常に悩むところです。



ブルグミュラー25を例にとって、音量バランスの探索で、驚くほど音色や表現が変わる話をされています。
ピアノの楽しさの半分以上は、そこの追求作業にあるのだとも??
http://www.terra.dti.ne.jp/~emikosan/onsyoku2.html


ピアノの上手・下手を決める決定的要素は、90%が音量配分であるとまで言われている先生がいます。
http://www.muratapiano.com/cantabile/tone3.html


たしかに、音がきれいと感じるピアニストの演奏は、重要な音がよく聞こえつつ、小さくバックで鳴っている声部がある、立体的な音楽であるように思います。

上手な演奏の「ひみつ」を知ると、少しでも近づくための努力の方向性が見えてきて(できるかどうかは別ですが)、難しいと思いつつも楽しくなりますね。

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